やさしい保険講座
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死亡保険(三大疾病保障保険)
三大疾病保障保険(特定疾病保障保険)は、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」の三大成人病で保険会社の定める所定の状態になった場合に、死亡保険金と同額の保険金が支払われる保険です。
三大成人病は、死亡原因としても代表的な病気ですが、近年の医療技術の発達により、治療回復する事例も多くなっています。ただし、その治療費は高額となるため、その負担をカバーする保険と言えます。
なお、三大疾病保障保険には、終身タイプと定期タイプがあります。定期タイプは、保険期間満了時に解約返戻金が0円となります。10年など、保険期間が短い場合は、ほとんど掛け捨てとなってしまいます。一方の終身タイプは、一生涯の保障に加え解約返戻金が貯まっていくという利点がありますが、その分保険料は高くなります。
注意したいのは、三大疾病保障保険は死亡保険と同様、保険金が支払われると契約が終了するということ。例えばがんを再発したとき、何度も保険金を受け取ることはできません。しかし、三大成人病発症の際にまとまった保険金を受け取れるという点は、メリットと言えるでしょう。
こんな場合におすすめ!
- 死亡保障に加えて、三大成人病にも備えたい